ヒーリング・サロン・ルオント朝霞のブログ

埼玉県朝霞市で、ヨガ、足つぼ整体、アーユルヴェーダオイルマッサージ、カフェをしています。

運動と炎症の関係

こんにちは。

ヒーリングサロンルオント朝霞です。

 


伝統医療、東洋医学、自然療法の知恵で心と体を整え、自分らしく生きるためのセラピーをしています。

 


ブログでは健康で豊かに暮らすヒントを発信しています。

 

今回は激しい運動は体の炎症を起こすことについてお伝えします。

 

 

炎症とは?

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筋肉痛が起こるほどの激しい運動は、筋肉だけでなく、身体全体にも炎症を起こします。

身体に起こる炎症は、身体で起きた異常な状態を元に戻す反応で、私達の身体を守るための防御反応なのです。

通常、炎症は一時的で休息を取ることにより、身体は修復、回復していきます。

つまり、休息して身体を修復するより、運動で筋肉を傷つけたり疲労が溜まると、炎症が起きた状態が続いてしまい、回復が遅れたり、免疫機能を低下させてしまいます。

 

 

高強度の運動は腸にダメージを与える

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腸にダメージを与えるひとつの原因として、運動中の内臓への血液量の低下があげられます。

高強度の運動をすると、血液と酸素を筋肉に送るために呼吸や心拍数が上がります。

運動中だけでなく、運動後も筋肉を修復するために酸素と血液を筋肉に優先的に送るため、胃腸をはじめとする消化器官に送られる酸素と血液量が低下して、酸欠状態になってしまいます。

酸欠状態の腸は粘膜細胞の間が広がり、腸の粘膜細胞のバリア機能が下がってしまい、免疫力の低下や身体の炎症の原因になると言われています。

 

 

 

身体にこもった熱は腸にダメージを与える

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暑い夏は体温調節のために皮膚表面への血液量が増えます。内臓も正常に働くためには血液量が必要なので、身体の表面と深部で血液の取り合いになります。

暑い環境下、体内の水分不足、汗をかけない等で体温調節がうまくいかないと深部体温が上昇してしまいます。

身体に溜まった熱も腸にダメージを与え、腸の粘膜細胞のバリア機能を低下させてしまう原因になります。

運動をする際に限らず気温が上がる夏、汗をかいた時はしっかりと水分補給をして深部体温を冷やす、エアコンや保冷剤、手足を冷やすなどして深部体温の過度な上昇を防ぐことで腸を守ることができます。

 

まとめ

運動は健康に良いという側面がありますが、年齢、体力、運動習慣等によって自分に合った強度で運動をすることが大切です。

運動の方法については情報がたくさんありますが、体を動かすことに意識が向きがちですが、運動をして回復をするまでが1サイクルになります。回復のための栄養、休息に注意を払うことが継続して運動をして健康を保つ秘訣になります。

運動習慣のない方、同じクローン病でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。

 


健康の悩みがある方は、質問、コメントをお待ちしています。

 


埼玉県朝霞市で、ヨガ、台湾式足もみ整体、音叉セラピー、アーユルヴェーダで、自然治癒力を高め心と体が調和するセラピーをしています。