望みを強く信じること
人生経験を通して、好き嫌い、物の見方、意見など自分の気持ちを理解していくことで、自分なりに本当の望みを知ることへ近づいていきます。
自分の本当の望みを求めた時、難しいのは、「本当の望みが手に入る」と信じることでしょう。
信じること、信じ続けて進むことができない理由は、自分にはできるという思考、感情、波動の力を理解していないからです。
自分がどんな思考、感情、波動のエネルギーを出しているかということに意識を向けていないので、意識的に結果をコントロールして生み出したという経験に気づいていないのです。
多くの人は希望を望み、本当に欲しいと願い努力したのに望んだものが手に入らないというネガティブな経験を積み重ねてきています。
現実はコントロールできない、夢を叶えられるのは特別な才能がある人だけと思い込んでいる人は多いでしょう。
なぜ望んだ結果が叶わないのか?
この時の思考は望んだ結果が叶うという思考より、自分には不足している、欠如しているという思考が頭を占めていて、その波動を出していることになるのです。
望みを叶えるためには必死に努力しないと行けない、苦しんだ先に喜びがあると思い必死に努力するが最終的に叶わず失望する経験が頭と心の深いところに刻まれ、自分では考えていなくても叶わない、できないという波動を出してしまうのです。
誰もが一度は言われたことがあるでしょう。
現実を見なさいと。
最終的に自分で自分の評価を下げて、努力をしても叶わないで失望するなら努力をしないほうがマシという考え方に落ち着くのです。
では望みを強く信じるためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは自分の本当の望みに意識的に望んだ希望に思考を向けること、向け続けることです。
現実をみて自分の感情をコントロールして、人生で経験する出来事に前向きな影響を与えることは可能だと気づくことです。
良いことがあれば明るい気持ちになり、嫌なことがあれば暗い気持ちになることが習慣になっているから、現実に左右されず自分の力で思考と感情をコントロールできることに気付いていないのです。
自分の思考がどんな現実世界を作っているのかに気づくこと。
気づいたら、思考の方向を向ける練習をすることが大切です。
長く思考を保つことでそれが現実を創る作用点になります。
対象となる希望と繋がり続けることがヨガの本質でもあります。
思考を向けて小さな現実創造を繰り返す練習をすること。
感情をコントロールする練習をして、平穏な気持ちを自分で選択すること。
自分でコントロールすることができる経験を少しずつ積み重ねていくことで、信じる力が増していくのです。