ヒーリング・サロン・ルオント朝霞のブログ

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消化力はお腹にある火の神様の力

こんにちは。

ヒーリングサロンルオント朝霞です。

 

伝統医療、東洋医学、自然療法の知恵で心と体を整え、自分らしく生きるためのセラピーをしています。

 

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今回はアーユルヴェーダの食事の消化力についてお伝えします。

 

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アーユルヴェーダでは、消化力のことを「アグニ」と言います。

アグニとは「火」という意味でインドの火の神様の名前でもあります。

 

古代インドの考え方では、「お腹の中にアグニの神様がいて、消化の火を燃やしている」と考えられてきました。

 

火は変換する力を持っています。

自然界では木を燃やし、炎、熱、煙、灰などを生み出します。

私たちの体の中でも同じように糖、タンパク質、脂肪、ミネラルなど様々な栄養素を体に取り込み、消化酵素の力で吸収しやすいものに変換することが消化の本質です。

 

実際に消化酵素の働きを効果的にする方法は、火を扱うのと同じです。

 

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消化酵素は体温より低い温度ではうまく働きません。

水をかけると火が消えてしまうように、冷たいものを飲んだり、食べたりすると消化の火(アグニ)も弱まり、消えてしまうのです。

 

逆に、かまどに薪をぎっしり詰め込んでしまっても、火はうまく燃えません

お腹いっぱい食べすぎると消化の火(アグニ)が働きません。

 

古代インドでは「お腹のアグニの神様に供物を捧げるように食事をしなさい」と言い伝えられています。

 

消化の神様に冷たい水をかけるのは失礼なので、食事の前後には冷たいものを飲み食いはしない。

 

古いものは残り物を差し上げるのは失礼なので、新鮮なものを食べる。

 

食べられるものをかまわず差し上げるのは失礼なので、栄養のある新鮮なものを食べる。

 

消化の火は弱すぎても強すぎてもいけません。

 

普段の食事で、お腹にいる消化の神様を意識することで食事の量と質に気をつけるようにしましょう。

 

参考記事:体に毒素が溜まってませんか? - ヒーリング・サロン・ルオント朝霞のブログ

消化が正しくできないとアーマ(毒素)が溜まり病気の元が生まれてしまいます。

 

 

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