アーユルヴェーダ食事(オージャスとは)
こんにちは。
健康で自分らしい豊かな暮らしを提供することを目指しています。
ヨガ、足もみ足つぼ整体、音叉セラピー、アーユルヴェーダで、自然治癒力を高め心と体が調和するセラピーを大切にしているヒーリングサロン朝霞の西野貴丈(たかひろ)です。
アーユルヴェーダの食事理論についてお伝えします。
今回は、オージャス=生命のエネルギーについてです。
オージャスとは、活力の元、生命の維持に必要なエネルギーです。
体内でオージャス=生命のエネルギーが満たされているときは、
【体】
喜び、滋養(栄養)、体力がある、感染症などの病気になりにくい、肌艶が良くなる、声に張りが出るなど。
【心】
幸福感を感じる、安定する、自分に自信を持てる、人に流されない、必要なものと必要ないものを見分けられるなど。
を感じる状態になります。
一方、オージャスが満たされていないと、
【体】
倦怠感、病気になりやすい、体力が続かない、肌艶がなくなるなど。
【心】
無気力、不安、心配、恐れなど。
満たされている時と反対の状態を感じます。
オージャスがなくなると人は死んでしまうので、オージャスは生命のエネルギーと言われているのです。
では、オージャスはどのように生まれるのでしょうか?
それは「食事」から取り込んだ栄養を「消化・代謝」ごできた時に生み出すことができます。
食事を摂ることで、次の順番でオージャスが生まれると言われています。
食べ物から吸収された養分によって、次の順番で体かが作られていきます。
①乳糜(にゅうび)という栄養液
②血液
③筋肉
④脂肪
⑤骨
⑥骨髄・脳神経
⑧オージャス(生命エネルギー)
という順番でつくられ、最後に凝縮されたエッセンスがオージャス=生命エネルギーとして生まれるのです。
オージャスを増やすために大切な事は、適切な食事をすると同時に、食べたものがきちんと消化されることです。
どれだけ栄養・オージャスのある食事を摂ったとしても、消化・代謝されなければそれを得る事はできません。
逆に消化・代謝されなかった食べ物は、アーマ(未消化物)となり、体に溜まります。
アーマはやがて酸化し、毒素となり、病気の原因となるのです。
一般的な栄養学では、それぞれの食べ物の栄養値、カロリーを見て、どれだけ栄養素を摂ることが大切かということをみます。
アーユルヴェーダの食事では、オージャスのある食べものを摂ることはもちろん、消化・代謝されることをとても大切にしています。
どれだけ栄養を含んだ食べ物でも消化・代謝されなければオージャスを生みださないからです。
ですから、口に入れる食べ物の質、消化力を下げないように食べること、消化力を強くする食べ方がとても大切なのです。
今回は、アーユルヴェーダの食事のオージャス=生命のエネルギーについてお伝えしました。
アーユルヴェーダの観点からみた食事については、またご紹介をしたいと思います。
みなさんが健康でやりたいことができる豊かな暮らしになりますように。
健康の悩みがある方は、質問、コメントをお待ちしています。
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